■ 語学学校


AUT_0778.JPG ケルントナー通り

ウィーンでは日常的にドイツ語が話される。従ってパン一つ買うのにもドイツ語を話さなければならず、
大学入試までの4ヶ月間、語学学校に通う事にし、友人の勧めで、イキ(IKI)という学校を選んだ。

授業は月曜から金曜まで毎日の午前コースを選んだ。クラスも能力別に分かれていて、1ヶ月を1コース
として難易度順に進んでいく。もちろん自分のペースで良い。友達もたくさん出来た。日本人の友達や
アメリカ人、中国、韓国、インド、イタリア、スペイン、ポーランド、チェコ、トルコ、チュニジア等
思いつくだけでも様々な国の。日本ではお隣さんの韓国の人ともここではドイツ語で話す。ウィーンの
人から見ると不思議な光景だったかもしれない。

ウィーンへは様々な国の人達が様々な目的のためにやってくる国際都市である。留学、就労、企業の海
外赴任、またその配偶者として、国連機関などもある。中でも東欧やアラブ系の人などは就労目的の人
が多く、近年入国規制も厳しいが、彼らにとってはドイツ語は生きるための手段である。

イキの講師はとても親しみやすく熱心で、学校は右も左も分からない外国人の我々にとって、時にせち
辛いウィーンの街中の荒波にもまれるまでのシェルターのようであった。実際に社会に順応できずにず
っとここに居着く留学生もいる。またイキではパーティーや遠足などのイベントがよく催された。友人
同士でもよくホームパーティーなどをした。帰国後、今でもたまに連絡を取り合っている仲間がいる。
(ご無沙汰の人は是非ホイリゲまさくんすとへ!)




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